コラム

 公開日: 2015-06-08 

一生住める家を建てよう!老後も安心、耐震性能の高い家作り

建築基準法について

地震が頻発する今、現行の耐震基準で安全かどうかということが、気になる方も多いのではないでしょうか。
まず、「建築基準法」についてお話をしていきましょう。

建築基準法第1条 第1章 総則
(目的)
第1条 この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。

上記のように記されています。
これは建築の基準法で、建築するにあたっての「最低の基準」との定めとなっています。
では「最低の基準」とはどういったことでしょう?

建築基準法における「最低の基準」とは、人命を守ること

前述の建築基準法における「最低の基準」について
・ 数十年に一度の、震度5強程度の中規模地震に対して、建物は一部壊れるが、人命には影響がない、また建物は修復して住むことが可能。 
  
・数百年に一度の、震度6強以上の大規模地震に対して、建物は壊れても人が安全に逃げられるような壊れ方を求める、また一定の限度内で壊れることを想定する。しかし建物は、大規模な修復をしないと住めない又は使用ができない。

このように「最低の基準」とは、当然のことながら「人命」を守ることを意味します。

しかし、住宅を建てるに当たり、苦労して頭金を貯め、ほとんどの人はこれからも長く続く住宅ローンを支払わなければならないのに、災害とはいえ家族が暮らす「家」そのものが失くなるのはとても耐えがたいことです。家族の無事を喜んでも、その後の落胆は察するに余りあります。

「建築基準法の最低耐震基準の趣旨は何か」を設計者や施工業者に問いかけてみる

東日本大震災のマグニチュード9.0、余震で震度7.0や5.0の頻発は、過去にない想定外の地震規模であり、これこそが数百年に一度の地震規模と思われます。

これから住宅建設のご計画をされる方は、まず上記のことを念頭におかれて、設計者や施工業者とお話をしてください。

「建築基準法の最低耐震基準の趣旨は何か?」といったことを問いかけてみるのも、設計者や施工業者の耐震に対する意識や技術力を知る一つの方法です。「建築基準法のとおり、確認申請で安心です。」などの返答があった場合は、ちょっと用心してみてください。

この記事を書いたプロ

有限会社 谷野設計 [ホームページ]

一級建築士 谷野行範

香川県さぬき市大川町富田西2911-1 [地図]
TEL:0879-43-6807

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
谷野行範 たにのゆきのり

設計から施工、アフターまで“工事も頼める設計屋さん”(1/3)

 地元密着型の建築家、有限会社谷野設計の代表・谷野行範さん。ホテルの設計や公共建設も多く手掛ける谷野さんは、豊富な経験で培ったアイデアを生かした家づくりのプロです。最初の相談から設計・施工、アフターサービスまで、すべての窓口として一貫して携...

谷野行範プロに相談してみよう!

テレビせとうち マイベストプロ

古民家専門店-古民家専用耐震診断・改修の一貫対応

会社名 : 有限会社 谷野設計
住所 : 香川県さぬき市大川町富田西2911-1 [地図]
TEL : 0879-43-6807

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0879-43-6807

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

谷野行範(たにのゆきのり)

有限会社 谷野設計

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

信頼出来る設計士

普通の住宅メーカーや、工務店でなく、知識とデザイン力のあ...

T
  • 60代以上/男性 
  • 参考になった数(9

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
古民家の耐震診断

 古民家の耐震診断 年末に実施しました古民家の耐震診断の様子をお話しします。先ず、古民家とは50年以上...

[ 古民家再生 ]

古民家の建替えを勧められる理由-古い木造に詳しい専門家に相談を。

こんにちは、谷野設計 谷野です。先日、高松市のサンメッセでナイスタウン出版社のイエプロ主催のイベント「...

[ 古民家再生 ]

耐震リフォームの間違い

 住宅のリフォーム 古い住宅では、建てる工法によりリフォーム(改修工事)の方法が変わります。コンクリー...

[ 住宅のリフォーム ]

木材の適材適所

こんにちは谷野です。今回は、住宅建築に使う木材についてお話ししたいと思います。建築に使う木材は、何種...

[ 古民家再生 ]

木材を通しての住宅耐用年数は?

 柱の乾燥方法で、強度と耐用年数が変わる こんにちは、谷野設計 谷野です。今回は、木材の乾燥方法を...

[ 古民家再生 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ