コラム

 公開日: 2015-06-24  最終更新日: 2015-07-15

竣工写真における地上撮影と航空撮影の基本的な違い

航空写真撮影のテクニック

航空写真のテクニックとして、斜め写真と、垂直写真があります。
まずは斜め写真からご紹介していきます。

斜め航空写真の撮り方・テクニック

航空写真を撮る際に、斜めから撮影するパターンがあります。
セスナ機などに搭乗して、上空で専用の撮影窓をオープンにし、そこからカメラを構えます。しっかりと構えて、ぶれないようにしましょう。
どの高度で撮影したらよいかを考えるのは、パイロットの役目です。
それゆえ、パイロットとカメラマンの意思疎通が重要になってきます。
撮影ポイントにパイロットが誘導し、微調整はカメラマンが行います。

垂直写真の撮り方・テクニック

カメラのレンズを真下に向けて、飛行機から眼下に広がる景色を撮影します。上空からの撮影なので広範囲の撮影が可能となります。
複数の写真をつなぎ合わせて一枚の写真にすれば、広範囲にわたる画を残すことが可能となります。

空撮はパノラマ撮影が可能

空撮は地上での撮影と違って、パノラマでの撮影が可能となります。
スケールの大きい全方位的なパノラマが撮れるのは、空撮だけでしょう。
地球を撮影したかのような静止画は、非常にインパクトがあります。

先ほどのセスナのほかに、バルーンによる撮影も可能です。
エンジンをつけた空撮とは異なり、エンジンという動力のないバルーンを用いて、空撮を行います。ヘリウムガスで浮上させ、上空から撮影を行います。
バルーンに取り付けたカメラを遠隔操作して、地上でモニターを見ながらアングルを調整していきます。バルーンはヘリウムガスを使って空に浮かべます。
省エネでエコな撮影方法でもあります。

空撮と地上の撮影の違い

空撮と地上の撮影の違いは、時間的な制限があります。
地上での撮影は、時間を気にせず動き回れるのに対して、ヘリなどの空撮の場合は1時間で10万円かかることもあります。燃料の加減もあって数時間飛べればいいほうです。

そのため、何を撮影するか迷っている時間がないのが空撮となります。
迷ったり悩んだりする暇がなく、一瞬一瞬を大切にしなくてはなりません。
瞬間、瞬間で判断が必要となるのが空撮だといえるでしょう。
迅速な意思決定、被写体の選択が求められます。

危険な場所でも撮影できるのが空撮

地上の撮影で困難な場所にラジコンヘリを飛ばして、空撮することが可能になります。
これを使用すれば、危険な場所や入りにくい場所なども撮影することが可能になります。

ダムなどの大型建造物の撮影にも適していて、地上では撮れない面積を撮影できるのが空撮というわけです。
このように、面積が測れない場所の撮影などにも空撮は最適です。マルチコプターも普及してきましたので、空撮が身近になってきたといえるでしょう。あとは、テクニックの問題です。
安価な製品は自律飛行ができないため、撮影者のテクニックが重要となってきます。

アングルも限られているのが地上

地上撮影では、アングルが限られています。しかし、空からの撮影は無限に広がっているといっても過言ではないでしょう。
自由に動きまわれるのが空からの撮影です。

地上撮影では三脚が使えます

一方で、地上撮影には三脚が使えます。
空撮では手ぶれを抑えるためにしっかりと脇を占めてカメラを固定しなくてはいけませんが、地上の撮影ではしっかりと地面に固定して撮影することができます。

この記事を書いたプロ

TEXNE(テクネ) [ホームページ]

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