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 公開日: 2015-07-12  最終更新日: 2015-07-15

タングステンライト、ハロゲンライトを用いた商品撮影の特徴

自然光に近いタングステンライトは映画やCMで数多く使われてきました

タングステンライトは、自然光に近く、太陽にもっとも似たような仕上がりになるため映画やCMなどで積極的に利用されてきました。
しかし、結構熱を発するのでランニングコストもかかるほか、サイズが大きく持ち運びが大変だというデメリットもあります。

タングステンは映画の一コマのようなライトで魅力的に仕上がりに

現在は使っている撮影会社は少なくなりましたが、実際に撮影してみると映画の一コマのようなライトをあててくれて、非常に魅力的に仕上がります。タングステンでしか撮れない被写体もあることでしょう。映画のワンシーンのような仕上がりになります。

光は比較的かたい光になります。電気を多量に使うため、変圧器をスタジオに設置する必要があります。

非常に発熱量が高いため、撮影現場がとても暑くなります。冬は良いですが夏場は大変です。

ハロゲンライトの特徴

ハロゲンライトは、タングステンライトとは違って非常に小さく、まぶしいです。
熱をもつのは同じぐらいで、とっても熱いです。ハロゲンライトは小指の指先ぐらいの大きさなので、とても小さく、光源が小さくなれば照明機器も小さくなります。

熱を排出するためにある程度のサイズが必要となり、撮影現場で使われるのはやや大きめです。ですがタングステンライトほどは大きくなく、コンパクトで運びやすいです。

また、ランプそのものが小さいため、フィラメントも小さくなります。そのため光度が高くなりまぶしさが増します。ハロゲンライトがまぶしいのは、このためです。
普通電球に比べてハロゲンライトははるかにまぶしいです。目に影響が出る場合があるので、じっと見ないように注意してください。

ハロゲンライトもランプから放熱されるので、非常に熱くなります。フィラメントの温度が高くなり耐熱性のガラスを通じて、ランプ全体が熱くなるという仕組みです。

ハロゲンライトはスポットライトとして使われていました。白熱電球に近く、黄色っぽい光というよりも昼の光に近く、本来の色で見えるというメリットがあります。
太陽光に近い撮影ができるのでおススメです。

安価で寿命が長いハロゲンライト

スポットライトやダウンライトとして光に指向性を持たせることができ、演出などに利用することができます。

また寿命も大変長持ちで、普通の3倍程度は持ちます。それゆえランプ交換の手間が省けます。電圧を変えれば配光制御なども簡単に行うことができます。

白熱電球よりも小さなサイズで、大きな光を発することが可能になります。
照明器具そのものが小さくなり、移動などにも持ち運びやすいコンパクトなつくりとなっています。

LEDの進歩により、今後は生産が少なくなっていくことが考えられます。
寿命は非常に長いのですが、フィラメントをどんどん使っていると消耗も激しくなってきますのでご注意ください。

タングステンライトとハロゲンライトはどちらがよいか

タングステンライトは大きな撮影スタジオ等では伝統的に使用されてきました。今でも使っているスタジオはあるでしょう。

ですがコストもかかり場所もとるので、あまり今の時代にはそぐわないかもしれません。そういった理由で、今後はハロゲンライトのほうが主流になってくるのではないでしょうか。

しかしタングステンライトの味のある写真の仕上がりは非常にクオリティが高く、評価されていますので、タングステンライトによる撮影がなくなることはないでしょう。需要がある限り供給するスタジオも残り続けると思います。

さまざまなシーンで使用されるハロゲンライトはLEDに押され気味

ハロゲンライトは軽くて小さくてパワーがあって、寿命も長いといったことから、今の時代に向いたライトです。

現状に限っては、さまざまなシーンでハロゲンライトが使用されています。ハロゲンライトを使って撮影することのできる被写体は多く、数多くのシーンで活用されています。

光も自然な光で人間の目に近く、赤みもないのでより自然体な撮影をすることができます。

ライトの使い勝手の面からいっても、ハロゲンライトをおススメしますが、やはり本格的な撮影をするときはタングステンライトがいいでしょう。

この記事を書いたプロ

TEXNE(テクネ) [ホームページ]

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