コラム

 公開日: 2015-07-14  最終更新日: 2015-07-15

家具などの大きな物撮りの際のコツと注意点

家具を撮影するときや、大きな家電などを撮影するときのコツについて

家具や家電など、室内の大きなものを撮影するとき、気になるのがゆがみです。
被写体をゆがめずに撮るのは難しいのです。とくに広角レンズだとゆがみが出てしまうことがあります。

高い位置からハイアングルで撮影すると頭でっかちのバランスの取れていない写真になってしまいます。

また光の量が少ないと、下部が暗くなってしまうこともありますので、全体的にバランスの欠けた仕上がりになってしまうことがあります。

レンズの望遠域を使って、ゆがみをなくすことが大切です。
光量の大きな照明を使って、照らす角度に工夫をして均一にしましょう。

また、家具そのものにも配慮が必要です。
下部にキャスターがついている場合はその方向をきちんと揃えたり、ふたはきちっと閉めたり何かが飛び出しているような状態はきちんと整えましょう。そういった細やかな心遣いもとても大切です。

ゆがみをなくして、照明の位置も工夫して、細かなところに気を配ることで、素敵な家具や家電の写真を撮ることが可能になります。

ソファの撮影はハイライトで皮の質感が際立つように

ソファを撮る場合は注意が必要です。足が見えている場合は、正面から見て脚が4本見えるように角度を工夫しましょう。また照明でハイライトをいれて皮の質感が際立つようにしましょう。

壁の色が無彩色系統であるといいでしょう。天井の照明なども光源として使いましょう。

家電の撮影はケーブルが写らないように

家電の撮影は電源が入った状態での撮影が望ましいでしょう。しかし、ケーブルは写りこまないように後ろに回すなどの配慮が必要です。ケーブルも付属品の一部ですが、撮影に写りこむのは向いていません。

なおかつ電源が入った状態で撮影するのが望ましいです。PCなどは起動した状態のものを撮影しましょう。なるべくケーブルを後ろに回して、正面から見えないようにするテクニックが必要となります。

家具や家電を撮影する上で必要なカメラ機材

機材を選択するときには、マニュアルホワイトバランスが使えることを重点的に選ぶといいでしょう。手動でホワイトバランスの調整ができるのが望ましいです。またノイズの少ない機種のほうがいいでしょう。あとは好みの問題でもあります。

またライブビュー機能がついているとファインダーをのぞかずにものの配置を調整できるので、とても撮影が楽になります。

カメラの設定はマニュアルで

カメラの設定は、ストロボなしでいけるぐらいに明るめを選びましょう。

マニュアルで操作できるようにしておいてください。シャッタースピードが遅くなるため、大きな三脚を使うことが望ましいでしょう。

家電の撮影はハイライトと質感を大切に

シャープでやわらかい光を当てることが重要です。被写体の形状をよく見て、素材の質感とフォルムを美しく描けるように仕上げていきましょう。形状やフォルム、質感等で仕上がりはまったく異なってきます。
その家電の魅力を最大限に引き出せるように納得いくまで撮影しましょう。

家電の撮影は非常に難しく、カメラマンの力量が表れる作品となります。
そのためベテランのカメラマンでも難易度の高い撮影です。それだけ力量が反映される難しい被写体でもあるのです。

家具の撮影はライティングが重要です

木製の家具ならライトをやわらかいものにして、ナチュラルな雰囲気を出すことが重要です。また背景となる室内全体のイメージにあわせる必要があります。

もともとの家具が持っている世界観を大切にして、家具がどんなイメージで使われるのかといったことを考慮しながら魅力的に切り取りましょう。そのためには照明だけでは足りず、角度や陰影、他の小物とのバランスも必要になってきます。

この記事を書いたプロ

TEXNE(テクネ) [ホームページ]

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