コラム

 公開日: 2016-07-11 

『忙しい社長のための「休む」技術』 …集中力、モチベーション、生産性を高める最新科学    

高いパフォーマンスを引き出すために、仕事に対する取り組み姿勢・考え方に対して
一石を投じた良書です。本文を「 」で引用しながら紹介いたします。
ほんの一部ですが。
https://www.d-publishing.jp/

■人は集中することで、深い思慮と大局的な思考回路が働くようにできているようです。

○「人の脳の仕組みは、一度に与えられる情報が多くなるほど、うまく吸収できなくなる
ようにできている。」
○「注意を分散させると、記憶として残るものも少なくなる。」
○もはや、多くの現代人は疾病〔ADHD(注意欠陥多動性障害)〕のレベルにあるそうです。
 「米精神医学会が発行している〔精神障害の診断・統計マニ ュアル第4版〕では、
 ADHDの主な症状が次のように説明されている。
 ・作業への注意力を維持することがしばしば難しくなる。
 ・直接話しかけられているときに、聞いていないように見えることが多い。
 ・作業や活動を整理することが難しいと感じることが多い。
 ・知的努力を持続させる必要がある作業をしばしば避ける、嫌う、あるいはやりたがらない。
 ・外からの刺激に簡単に注意をそらされる。」

■情報そのものが貴重で、限られたインテリのみが情報を有した時代には、「知識は力」
(哲学者:フランシス・ベーコン)といわれていましたが、あり余る情報に埋もれる現代においては、
「情報が何を消費するかは明らかだ。情報の受け手の注意力を消費するのである。
それゆえ、情報が豊かになるほど、注意力は貧困になる。」
(ノーベル経済学賞:ハーバード・サイモン)

■多くの企業人が、ADHDを患っているようです。

○「我々が協力してきたほぼすべての組織の文化は、ここで挙げたADHDの症状で
特徴づけられていた。その大きな理由は、今では注意持続時間の短さと断片的な集中が、
一般的な状態として広く受け入れられているからだ。多くの組織では、注意力が意識的な
訓練と定期的な再生が必要な能力だということに気づいていない。」
○「私たちは、生活の中のつまらないあれこれに今まで以上に夢中になることを自分に許して
しまった。注意が分散された生活に価値を置くと…何よりじっくり考えるための時間と空間が
奪われてしまう。それが複雑で変化の激しい新しい世界で成功するための切り札だったのに。
私たちは効率を重視するあまり、人間ならではの本質的な性質の一部をすっかり衰えさせて
しまった。」(マギー・ジャクソン)

■自分の注意力のコントロールを取り戻すためには…

○「2つの事を同時にしようとする誘惑に負けないようにしよう。結局はどちらに対しても十分な
注意を与えないことになるからだ。」
○「1日に少なくとも1時間はメールを完全にオフにするようにしよう。そして、目の前の重要な
仕事に集中する。」

■一流人と普通の人の違いは…

○「一流の人たちを普通の人と分けるのは、大きなプレッシャーのもとでも余計なことには
気をそらさずに集中できる能力なのである。」
○「一流のアスリートは、彼らの目を見るだけで、どれだけ1つの事に集中しているかがわかる。
心臓外科医、戦闘機のパイロット、バレエダンサー、あるいは法廷で最終弁論に臨むときの
弁護士も同じだ。彼らは注意力と認知能力のすべてを目の前の仕事に向けている。」

■まとめ

○「人間はマルチタスキングが出来ないようにできている。コンピューターと違って、人間は作業を
1つずつ順番にこなすように遺伝子に埋め込まれ、人間の脳は同時に2つの別々の認知作業に
集中することができない。」
○「私たちの注意を細切れにするものには2種類ある。1つが外の世界のもの、つまり私たちの
周囲で起こっていること。もう1つは内面的なもので、自分の頭の中の際限のないおしゃべりだ。」

ご自身の、自社の習慣を見直す好機と捉えて、ご一考ください。

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吉川和良税理士事務所 [ホームページ]

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