コラム

 公開日: 2015-05-08 

資金繰りとは?

経営活動を維持する資金管理こそ「資金繰り」

継続的に経営活動を行うには資金は必須であり、企業にとって血液として扱われることもあります。そのため、資金管理は経営上、最優先事項にあたり、この管理こそ「資金繰り」なのです。
もう少し資金繰りを分かりやすくすると、収入面の管理と支払面の管理に分類することができます。例えば、収入面でいうと営業で得た売上はもちろんのこと、売掛金回収や、営業外収益などが含まれます。また、支払い面で言うと営業に必要な人件費や、賃貸料なども必要になるのです。
そのため、こうした売上が資金として入ってくるタイミングと、出費として資金が出ていくタイミングを管理することが資金繰りになるのです。ただし、これは知っているだけでは意味がなく経営で生かす必要があります。

資金繰りをしないと「黒字倒産」もありうる

経営者の中には、「赤字にならない限り倒産しない」と考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、残念ながら黒字でも倒産する可能性があります。
それは「資金繰り」ができていないため、キャッシュが足りず支払いが滞ってしまうためです。例えば、帳簿上は売上が発生していても掛金となっていると現金が手元にない状態になります。その状態で銀行への支払い日、従業員への給与支払い日などが訪れると支払いが出来なくなってしまうのです。こうした事態が続けば、従業員や取引先などから企業の信用を失い、次第に従業員が辞めたり、取引中止になったりして「黒字であっても倒産する」ことにつながりかねないのです。
そのため、いつのタイミングで入金・出金があるのかを確認することが大事になるのです。そして、こうしたタイミングを管理するために「資金繰り表」があります。

資金繰りを簡単にする「資金繰り表」とは?

経営上、資金繰りが急に悪化するという事態は少なく、徐々に悪化していくというケースがほとんどとなっています。
そうした徐々に悪くなっていく状態を、経営者が気づけるようにしてくれるものに「資金繰り表」があります。これは出金と入金を管理する表であり、毎月の出金予定などを把握することが出来るものです。そのため、資金繰り表を作成しておけば「いつまでに、いくらの現金が必要か把握できる」ようになり、事前にキャッシュの準備が出来るようになるのです。
このように資金繰りは経営活動を維持するためには必須であり、それを簡単にしてくれる資金繰り表を作成しておくことで、黒字倒産などの可能性を未然に防ぐことができるようになるのです。

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