コラム

 公開日: 2015-05-25 

資金調達に必要な『資金繰り表』の作り方

資金繰りを見える化したものが「資金繰り表」

経営活動を維持するために収入と支出を見える化したものとして「資金繰り表」と呼ばれるものがあります。この「資金繰り表」には日別のものや月別、年別のものなどがありますが、主に使われるものが月別資金繰り表です。
この資金繰り表には、月間の入金のタイミングを記したり、出金のタイミングを記されています。例えば、「何月何日に出費した」事項が書くようになっており、月次の予測と実績を記入することが出来るようになっています。
そして、この資金繰り表を作成しておくと、将来の出費や収入を良くできるようになり、未然に資金ショートを防げる可能性が高まるのです。また、万が一の資金ショートの際に、銀行へ借り入れを申し込む際にスムーズに手続きを始められます。そのため、経営活動をしていく上で資金繰り表を作成することは重要であり、手順を知っておく必要があるのです。

資金繰り表を作成するための手順

資金ショートを防ぐことができる資金繰り表を作成するには、まず現金や受取小切手などの「前月繰越高を確定させる」必要があります。これをすることによって、当月の初めにある資金源を把握でき、今月に使えるお金を知ることができます。そのため、すでに経営を行っている事業主も、今からでも資金繰り表を作れるのです。
続いて、「当月の実績を算定し、記入する」必要があります。特に重要なのは、キャッシュベースで記入をしていくことであり、「売上が発生しても、売掛金であれば記入しない」という点です。そのため、実際に現金などのキャッシュに出入りがあった分を記入します。そして、今月の記入が終わった後に「来月以降の予測を、今月の資料などを参考に記す」のです。こうすることで、将来的な予測を知ることができるようになります。
このように、資金繰り表を作成するには、まず「前月繰越高の確定」をすることから始まるのです。ただし、資金繰り表を作成しても経営に生かせなければ意味がないので、実際に活用する方法を説明していきます。

資金繰り表を経営に生かすには「将来予測の精度を高める」

資金管理に必要な資金繰り表を作成したとしても、実際に経営に役立たなくては意味がありません。そこで大事になるのが「将来予測の精度を高める」ことになります。
この予測は、今月の売上や支出を参考に、来月以降の資金予測を立てるもので、将来的な事業計画を立てやすくするものです。ただし、予測はあくまで予測であるため、毎月出る固定費は一定ですが、変動費や売上は外れることを考慮した作成が必要になります。そのため、経営に生かすには、過去の実績を反映しつつ、無理のない資金計画を立てる必要があるのです。
そして、こうした精度が高い資金繰り表を作成出来ることで、資金ショートなどを未然に防いでいくことができるようになるのです。

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