コラム

 公開日: 2015-05-29 

経営者自らが財務諸表(financial statements)の見方を理解する

財務諸表を理解できると「経営状態が判断できる」

損益計算書や貸借対照表などを総称して財務諸表と呼びますが、この財務諸表を理解することが出来るようになると「経営状態を判断できる」ようになります。そして、経営者が自社の経営状態を判断出来るようになると、安全な経営活動や安全な取引先を見つけられるようになるのです。そのため、自社をより安全に経営していくためには、財務諸表を理解できるようにする必要があるのです。
ただし、財務諸表を理解できるようになるといっても、それぞれの書類ごとに役割や見方が変わってきます。そのため、それぞれの資料のどこを押さえるかを知っておくことが重要なポイントとなるのです。
このように経営者自身が財務諸表を理解できるようになると、現状の経営状態を把握し、経営分析に活用できるようになるのです。そのため、実際に財務諸表を理解する上で見るべきポイントを押さえておきましょう。

実際に財務諸表を見るべきポイントとは?

それぞれの資料ごとにみるべきポイントは異なりますが、「損益計算書」を理解するうえでポイントとなる点は、「経常利益」が大切です。この経常利益は、企業の経営活動の結果の利益で、次期繰り越しが出来るものです。そのため、実際に利益が出ているのか否かを判断するポイントとなります。
また、「貸借対照表」を理解する上で重要になるポイントは、「自己資本比率」です。資産のうち、どのくらいを辞部の資本で購入しているかと言うもので、経営の健全性をはかることができます。さらに、「キャッシュフロー計算書」であれば、営業キャッシュフローが重要で、本業でどのくらい現金を得られているかを見るようにします。
このように実際に財務諸表を理解するには、それぞれの資料のポイントを見ることが肝心になります。そして、これを見ることによって経営状態・財務状態を把握することが出来るようになり、経営課題などに落とし込めるようになるのです。

あくまでも客観的な立場から評価をする

企業状況を把握することが出来る財務諸表ですが、経営者がこれを見るときには注意点があります。それは「主観的な立場で見ない」と言うことです。
仮に主観的な立場で根拠もなく「大丈夫だ」と思い続けていると、既往のしわ寄せ状態になってしまい経営の維持が難しい状態になってしまいます。そのため、あくまでも客観的な立場から評価が出来るようにしておく必要があるのです。そして、いざ財務諸表上の問題を発見したときには、主観的な立場に立って「どうしたら改善できるのか」という点に着目して経営をしていくようにしましょう。
このように財務諸表を見るときには、客観的な立場で判断することが重要で、この立場から見ることで初めて経営課題などを発見できるようになるのです。

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