コラム

 公開日: 2015-06-08 

中小企業のためのキャッシュフロー経営とは?

中小企業経営におけるキャッシュフロー経営の重要性

経営活動を持続的に行い続けるには、資金は必須の経営資源となっています。そして、その資金の出入りを管理する「キャッシュフロー」は、中小企業経営を支えてくれる重要なものです。そのため、このキャッシュフローを重視した経営の行い方に「キャッシュフロー経営」があります。

このキャッシュフロー経営とは、キャッシュインとキャッシュアウトに着目をして、いかに現金を増やすかと言うことを主眼に置いた経営手法のことを言います。

このキャッシュフロー経営を行っていると、例えば、資金不足を防ぐことができ、結果として経営力を強化したり、企業価値を高めたりする働きもあるのです。そのため、資本体力が少ない中小企業であれば、キャッシュフロー経営を取り入れていった方が良いのです。
そこで、実際に中小企業経営者がキャッシュフロー経営を行うための方法を説明していきます。

中小企業では「過去の実績に加え、未来も予測する」

実際に中小企業でキャッシュフロー経営を行う場合、まず、現時点でのキャッシュフローを確認する必要があります。これを確認するには、会社にある預金通帳と現金を準備しましょう。

そしてこれを準備したら、まず全ての預金通帳の月末残高を合計し、現金も月末残高を加算します。これが今月末時点でのキャッシュフローになるのです。
そして、次に月初の預金通帳の残高と、月初の現金を合計します。これが今月初め時点でのキャッシュフローになります。そして、先ほど計算した「月末のキャッシュフローから、今月初めのキャッシュフローを引くことで、1カ月間のキャッシュフロー」を確認できます。

これだけでもお金の出入りを確認できますが、さらにこれをもとに来月以降の収支予測を確認することもできます。これは分かりやすい言い方だと「資金繰り表」になりますが、こうした使いかをすることで中小企業の経営が安定するのです。

各キャッシュフローの改善策には何がある?

先ほどの説明では、今ある現金だけを確認しましたが、本来なら「営業C/F」か「投資C/F」、「財務C/F」のいずれかにより、キャッシュの出入りが発生しています。そのため、各キャッシュフローに問題が発生している場合には、改善策を打つ必要があるのです。

例えば、営業キャッシュフローがマイナスの場合、販路拡大や営業教育が必要になるでしょう。また、投資がプラスになっているならば、固定資産の売却があったので、それによる利益の減少を見込まなければなりません。さらに、財務面がプラスになっていたら、借入が発生しているので、営業キャッシュフロー内で対応できるように調整する必要があります。

このように、各キャッシュフローが悪化している状況にある場合には、それに対応した施策を打って、問題を改善できるようにしていく必要があるのです。

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