コラム

 公開日: 2015-06-09 

借りられるときに、借りる上手な銀行との付き合い方

お金を貸してもらえる企業は「返済能力のある企業」

融資をしてもらおうと検討すると、銀行をはじめ信用金庫や政府系銀行など、どの金融機関から借り入れるべきか迷う場合があります。そうした時に、重要になるのは「借りられる時に、借りられるだけ、借りられる銀行」を選ぶべきだと言うことです。つまり、事業拡大に役立てられる金融機関を選ぶべきなのです。

ただし、こうした銀行は外見からは判断しづらく、実際に取引をし始めてから分かっていくものです。そのため、本当に重要になることは、借りられる企業であり続けると言うことになります。

そして、この借りられ続ける企業とは「返済能力のある企業」と言うことになります。そのため、次に借りたいときに借りられる企業になるためのポイントをご説明していきます。

余裕の借り入れをするために、準備をしておく

経営活動を行っていると、どうしても資金が足りなくなることがあり、借入を申し入れる経営者もいるでしょう。

ただし、銀行はそうした急な借り入れを嫌いやすく、「その資金が足りない事態を予測できたのではないか」と経営者の経営能力を疑うことがあります。そのため、資金不足が起こるタイミングを予測し、準備をしておく必要があるのです。

この準備は大きく分けると2つあり、「資料の準備」と「借入タイミングの準備」です。まず「資料の準備」というのは、日ごろから資金繰り表を作成したり、経営改善計画書を作成すると言ったものです。こうした書類を重視する銀行は多くあるので、すぐにでも借りたいときには、資料を予め準備しておく、準備できるようにしておく必要があるのです。

また、「借入タイミングの準備」は資金計画を立てて、借入をするということです。つまり、経営上、事業規模の拡大などを目的に、借り入れを前提とした経営を行っておくのです。このように準備をしておくだけでも、満額借り入れが可能になりやすくなります。

ただし、お金を借りたいときは企業の成長時だけでなく、万が一の事態の時が多いのが実態となっています。そのため、万が一のタイミングでも借り入れができるような付き合い方をお教えします。

銀行員との関係を良好にしておく

資金ショート寸前の事態など、万が一の際に借り入れをしてくれるかどうかは、日ごろから銀行員と良好な関係を築いているかによります。

特に、一緒に融資プランを組んでくれる人に対しては、財務状況を公開するようにしておき、問題を早期に発見できるようにしておくのもいいでしょう。さらに、銀行員から金融商品の購入の申し出がある際には、なるべく快く受け入れることで、関係を良好にすることができるのです。

このように、万が一の際に助けてくれるかどうかは銀行員との日ごろの付き合いになるので、なるべく互いの情報を交換し合うようにしていきましょう。

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