コラム

 公開日: 2015-06-11 

製造業の財務状況改善には経営改善計画書作成が最適

製造業は「既往のしわ寄せ」が起こりやすい産業

モノを加工して、製品を販売する製造業は、他の産業に比べると「既往のしわ寄せ」が発生しやすい業種と言われています。「既往のしわ寄せ」と言うのは、「経営状態が悪化しているにもかかわらず、大丈夫だろう」と安易な経営判断をすることによって、次第に資金繰りが悪化していき、最悪倒産してしまうものです。

こうした事例は業種を問わず発生していますが、特に多い業種が製造業となっているのです。この理由には、製造業の経営者は古くからの経営をしており、財務的なマネジメント面をしていない場合が多々見られるためです。そのため、既往のしわ寄せが起こりやすくなっているのです。

こうした事態になった場合、普通の資金繰り対策では財務状態を改善させることはできません。そこで、抜本的な改革が必要になります。

製造業の財務状況を抜本的に改革

既往のしわ寄せが起こりやすい製造業の財務状況を改善するには、資金繰りの改善では意味がありません。この理由は、製造業は長い時間をかけて徐々に経営が悪化しているためで、一時的に借り入れを良くしても、経営の悪化を止められないからです。そこで必要になるのが、財務状況の抜本的な改革です。

この抜本的改革と言うのは、財務状況を見直し、経営課題を発見して、その問題に対して対策を打つことです。例えば、取引先の掛金回収が遅れているのであれば、通常なら回収ルールを定めればいいですが、古い付き合いでしがらみから逃れられない場合は、別途新しい企業との取引も増やす必要があるのです。このように、製造業はしだいに経営状況が悪化していることが多いので、その根本原因を探す必要があるのです。

そして、この根本原因を探すためには、経営改善計画書を作成するのが一番です。

まずは「経営改善計画書の作成」から支援

製造業の財務体質を改善するためには、経営改善計画書を作成することが一番です。これには、現状の財務状況を記す必要があるほか、その財務状況を見て原因を探すように取り組めます。そのため、経営改善計画書を作成するのが良いのです。
これを作成するときのポイントとしては、その財務状況になっている理由を究明することです。例えば、本来あるべき設備投資よりも、過剰投資をしているなどです。そのため、これを作成すると、どこに問題があるのかを発見しやすくなるのです。

ただし、こうした本来あるべき姿などは、経営者も把握していないことが多いものです。そうした場合には、専門家に相談をすることで、自社の経営状況はもちろんのこと、業界平均と比較して問題がある場所などを見つけることが出来るようになります。

そのため、製造業で経営改善計画書を作成する場合には、専門家と一緒になって作っていくのが良いでしょう。

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